最新作から、順番に紹介していきます。

SHUTTER JDS (YOYOFACTORY)

2021年11月予定

「JDS(JAPAN DESIGN STUDIO)」SINGULARITYより始まったYYF様との企画ですが今作より改めてJDS(JAPAN DESIGN STUDIO)との冠名をいただきスタートとなりました。 そして、Shutterのバイメタルに続いて今度はモノメタルでもリファイン出来ないかというお話をいただきJDS冠名後第一作として発表することとなりました。このシャッターですが非常にロングセラーなモデルで初出は2013年、これまでサイズは直径56㎜、幅44㎜と変わらないのですが重量が約64g~68gとロット、時期毎に様々に変化しています。SUSの解釈としていかに軽量、ハイパワーを目指した歴史と捉え設計をすすめました。元々シャッターのシェイプはスリープロスが少ない特性ではあったことから基本的なラインは変えず、特徴的なフェイスもシャッターらしさを変えないようにとなり実際にはほとんど変えられる部分が無くリデザイン特有の難題に取り組むことになりました。一見した感じではShutterと同じシェイプ、フェイスですが、リムはより大きく存在感を増し明らかなパワーアップが分かるほどに、これでも65gとしっかりシェイプアップされています。軽量モノメタルなのに異常なほどのパワー感、このギャップを楽しめる新しいShutterとなりました。

  • リワインドで買う (未発売)
  • SHOP at REWIND Worldwide (NOT RELEASED YET)
  • SHOP at REWIND USA (NOT RELEASED YET)

ESSENCE (YOYOFACTORY)

2021年7月

トクブチ選手、ハスミ選手のお二人が共同で何かを作るとしたらということから始まったのがこのESSENCEになります。(結果的にmetavityが先にそうなってしまったのですが)PRAGMA、WILLがどちらもバイメタルでありハイエンドモデルということでこれらに通じるエントリーモデルのようなものがあればより良いのではという話題からスタートしています。 PRAGMAとWILLの良いところをとったモデルを作るというなんとも贅沢な難題となりました。インバースをベースとしながらも独特のシェイプ、重量配分を細かく調整したリム形状。バイメタルからモノメタルに落とし込むにあたり形状、サイズを似せるだけでは成しえらえれないことからまさしくessence(本質)を取り出した結果と言えるものになりました。素直な操作感でありながら、ヨーヨーの存在感、パワー感が共存しています。 勿論ですが、エントリーモデルという位置づけながらも、フリースタイル、大会など競技的なプレイスタイルにも十分お応えできる性能に仕上がっています。 初めてのモノメタルとして使っていただき気に入った要素に合わせてバイメタルにステップアップもでき、すでにPRAGMA、WILLをお持ちの方はESSENCEの中にそれらを見つける楽しみもあります。あらゆるプレイヤーの皆様にそれぞれに楽しんでいただき末永くお手元に置いていただければと思います。


METAVITY (YOYOFACTORY)

2021年3月

「集合知であり過去を超えるもの」リワインド様よりSUS001に続いて当初福袋限定仕様のモデルをとオファーいただき作成したモデルです。この際の内容が「チタンで最高のものを」ということで限定にしてSUSYOYOMECHANICS発の挑戦という大変貴重な機会をいただいた機種となりました。そこで自身のテーマとして「過去の設計を超える」を目標にして設計をスタートしました。そこでチタンにしか持ちえない強度、剛性から工場に加工の限界に協力をしていただきアクセル周囲の徹底的な軽量化、それに合わせた重量配分を行うことが出来ました。 ちょうど依頼をいただいた当時、別の企画も計画中であったことから、そのためにちょうど過去の機種のスペック、データの確認、集計を行っていたこともあり各機種の特徴等を再検討しつつスペック、シェイプの重量配分を決定していきました。単純にもっと回転力重視にすることも可能でしたが敢えてそのようにはせず回転力、安定性、操作性、各トリックスタイルへの対応力全てを満足させるデザインとすることに尽力しました。性能はもちろんですが過去の機種の集合知と言ってもいいこの機種。これまでのSUSの機種の面影を探しつつ楽しんでいただいても面白いかと思います。 そして福袋専用と思われたこの機種が偶然にもこれまでご縁のあった方々の目に留まりそしてさらに大きなプロジェクトとして販売されることになりました。チタンだからではなく性能の高さも含めて認められたこの機種を是非手に取ってみてください。


WILL (YOYOFACTORY)

2020年12月

「意匠性に要求された性能を」トクブチアキトシ選手の具体的なイメージに必要な性能を合わせる。トクブチ選手の演技構成からヨーヨーに対し要求する性能を満たすべくデザインされた複雑なシェイプ。その形状に合わせつつ徹底したボディの軽量化、そして必要十分なリムのパワー意匠性と性能、矛盾しそうな要素を競技に耐えうるレベルに作り上げました。スリープロスを抑えつつも必要な時にはストリングスの摩擦をも手の内に収めてくれるコントロールエッジの位置関係と曲率は唯一無二、他のヨーヨーでは体験できない特徴です。リジェクション系トリックにおけるストリングの掛け・外しをはじめ傾きの制御など、ヨーヨーとストリングスの触れ方に重点を置いたプレイヤーの操作に素直に反応するモデルです。


SUGAR (YOYOFACTORY)

2021年11月

「競技用の性能にパフォーマンスで映える技を」 競技だけでなくパフォーマンス、PVなどで活躍されるタカダシュウ選手の要望に応えるべく 新規設計させていただいたモデルとなります。 見栄えする大きめのサイズ、ジャイロ系、グラインド系トリックにも負けない十分なパワー。 多重のストリングヒット時、アイソレーション系トリック時のスリープロスを最小限に抑えるエッジ形状、ギャップ幅。 要望されるトップオン、グラインドトリックに最適化されたフェイスデザイン特にフェイスデザインに対してはタカダ選手相当のこだわりがありフェイスの設計を先行させた他の機種とは違うアプローチで進めさせていただきました。  全体のデザインはYYFらしくしつつも細部まで目的を持たせたデザインになっています。 初心者には様々なトリックを楽しめる面白さを、上級者には競技にもパフォーマンスにも使える懐の深さを見せてくれると思います。


SHUTTER BI-METAL (YOYOFACTORY)

2019年11月

「モノメタルからの正統進化を目指して」おそらく当時世界で最もユーザーがいるのではないかと思われるSHUTTERのバイメタル化のオファーをいただき、ベースモデルらしさを残しつつ最高の性能に引き上げるという難題に取り組みました。フェイスデザインはややシャッターが開き気味ですがデザインを残しつつ、シェイプSHUTTERを踏襲することでSHUTTERの操作感、外観を崩さずにバイメタル化による回転力、安定性の向上を達成するためにワイド化かつ最外周にリムを配置するという他の機種ではブレのリスクなどからあまり採用されない方法で解決しています。Gentry Stein選手からもプロトタイプより即座OKをもらえたこともSHUTTERらしさ、性能の高さを認めていただけたと思っています。


PRAGMA (YOYOFACTORY)

2019年6月

「回転力×操作性×安定性」シンギュラリティの設計思想をベースにハスミイヅル選手自身から試みたいサイズ、形状などの希望を伺い実現させたモデルです。シンギュラリティの操作性をキープしたまま更なる安定感をといった要望に合わせボディの大幅な軽量化、リムの重量・形状の最適化がなされています。バンプの形状に合わせたギャップ幅、コントロールエッジの調整によるスリープロスの軽減「安定感」だけでない実際の安定性の向上を体験してみて下さい。今作も一見しただけではわからない性能を味わえるモデルとなっています。


JN2019 METAL (TOP-YO)

2019年6月

「温故知新」ちょうどJYYF様よりオファーいただいた2019JNが21回目ということでヨーヨーとしても新しい何かを織り交ぜれないかということで設計したモデルです。見た目はシンプルなラウンド、サイズはフルサイズに当時としては超ワイドな幅と時代の変化をイメージしつつ設計しました。ラウンドのストリングの当たりの柔らかさを活かしつつもきちんとローエッジとして接触するような曲率となっています。重量バランスもワイドボディからくる他のモデルにはない設定となっておりこれがモノメタルらしからぬ安定感を生んでいます。


SINGULARITY (YOYOFACTORY)

2018年8月

「投げ出しからキャッチまで最高の操作感を」ハスミ選手より要望のあった・ホリゾンタル性能・投げ出しの重さに対しての操作感の軽さを踏まえた上で彼の大会でのトリック構成を分析し細部の調整まで詰めたモデルとなります。ホリゾンタルでの安定性、ロングスリープのための最外周、最外側に重量を求めたステンレスリム、ストリングス接触によるフリクションロスを軽減するためのバンプ形状によりホリゾンタルに求められる性能は十二分に満たしています。また、彼のコンボ中に散見されるテンション系、スラック系のストリングスの動きをよりスムーズになるようエッジからバンプの曲率を設定しています。これによりかかったストリングスの抜けが良く、スピードを伴ったストリングスのコントロールが可能になっています。


ROCKSTAR (YOYOFACTORY)

2017年10月

「誰でも気軽に使えるメタルモデル」ROCKSTARのリメイクということで大まかな形状は前作から変えずにひき戻しから、バインドまでどのレベルのプレイヤーにも扱いやすくなるよう設計しました。どちらのセッティングにおいても気軽に扱える回転力、安定感はありながらもプレイヤーの操作に素直に反応する特性となっています。